日本の滝百選 「払沢の滝 (ほっさわのたき)」 への山道の手前のセト沢の脇に、ちょぼちょぼと水が噴出す場所がありました。最初は天然の噴泉塔のようなものだと思っていたのですが、よく見ると布で巻かれたホースの途中から水が噴出しています。そしてホースの手前には四角い茶色な木の枠のようなものがあり、竹ぼうきのようなものが入れてあります。調べてみるとどうもこの竹ぼうきに水をかけて凍らせ、「氷のキャンプファイヤー」という企画を行なっているようです。 光と影 氷と水の大噴水 (払沢の滝付近/東京都 桧原村) Photo No.0115朝、来たときは確かに小さなちょろちょろの吹き出しでしたが、午後になって日が当り出した頃にここを通れば、吹き出す水が大きな音を立てて大暴れ状態です。どうしてこんな状況になっているのかはわかりませんが、噴水の水が日の光と木々の影を受けて、幻想的に輝きだします。熱心に写真を撮っているとやがて噴水は再び、しょぼしょぼな状態になってきました。この大暴れ噴水はたまたまなものか、それとも日の光と影と氷と水の組み合わせを意図的して楽しませてくれたのか、実際のところは不明ですが、何はともあれ、氷と水の大噴水のショーの瞬間をたっぷりと楽しませていただきました。 SONY α99 70-200mm F2.8G 70mm f8 1/4(ー0.7) ISO400 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。ブログランキングに参加しています。皆さまのクリックの応援が更新の励みになっています。
皆さんは、東京の街の展望を楽しみたいときはどこにでかけますか。東京都庁もいいですし、東京スカイツリーや東京タワーもいいですよね。高尾山というのもあるかも知れません。私のお気に入りのひとつは浜松町の世界貿易センタービル40F展望台 シーサイド・トップです。こちらは三脚での写真撮影を許容してくれていますので夜景写真好きにはたまらないスポットのひとつです。駅直結ですし、展望台への入場料金は有料ですが、620円とこの手の展望台では割安感いっぱいです。高さ的にも東京タワー展望台より高い位置にあるとか。何より私の大好きな東京タワーが目の前です。さらに需要なポイントがもうひとつ。東京タワーの展望台だと、肝心の東京タワーが見えなかったりします。 日没の富士山と東京タワーのある景色 (東京都 港区) Photo No.0116この日はせっかく都心に出てきましたので、東京タワーのある夕夜景を楽しもうと、世界貿易センタービル40Fの展望台 シーサイド・トップに立ち寄りました。時間とともに窓際には夕暮れ時を待つ人たちがどんどんやってきます。私も窓際の空いた場所を確保し、そのときを待ちます。そろそろ日没時間です。富士山の影が遠くに見え、その脇に日が沈んでいきます。素晴らしい冬の絶景の瞬間に立ち会えて大感動です。絞って全景をくっきりと行きたいところなのですが、絞りを小さくするとゴーストが強く出てしまって、やむなく絞り開放で東京タワーにピントをあわせて対応しましたが、それが効を奏して遠方部がかえって味のあるものとなりました。 (富士山のある風景) SONY α99 Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM 24mm f2.8 1/500 ISO100 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。ブログランキングに参加しています。皆さまのクリックの応援が更新の励みになっています。
ウィンターブルー 東京タワーの夜景 (東京都 港区) Photo No.0117富士山の向こうにわずかに明るさを残し、空はすっかり暗くなっています。東京タワーのオレンジ色がぽっかり浮かびあがりました。冬の冷たさ感いっぱいのウィンターブルーに染まる東京タワーの夜景を表現してみました。世界貿易センタービル40Fの展望台 シーサイド・トップからの眺めです。 (富士山のある風景) SONY α99 Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM 30mm f8 4.0s ISO100 (-1) ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。ブログランキングに参加しています。皆さまのクリックの応援が更新の励みになっています。
先日、そごう横浜店に行ってきました。ちょっとした催事のために八王子出身の友人がやってきているということで、久しぶりに顔を見に行ってきたのです。イベントの様子を見たり、色々な話に花を咲かせたりと楽しい時間もあっという間でした。せっかくきたので向かうは屋上広場。ご存知の方も多いかと思いますが、ここにはあの芸術家の岡本太郎氏の黄金の彫刻作品の「太陽」があるのです。 3つの顔の「太陽」 (神奈川県 横浜市) Photo No.0118岡本太郎美術館によれば、1985年のそごう横浜店開店を記念して制作された作品で、太陽の顔が3面あり、それぞれが、朝のやさしさ(下の写真の中央)、昼の力強さ(メインの写真)、夜のおだやかさ(下の写真の右)を表現しているそうです。岡本太郎は太陽をモチーフとした作品をいくつか製作したそうですが、無限に、そして無条件にエネルギーを与える太陽を、自分の芸術の思想的な核としていたそうです。そんな岡本太郎の「太陽」を寒々とした青い世界と幾何学的なモチーフで仕上げてみました。 (世界の芸術品) LUMIX GM5 G VARIO 7-14mm/F4.0 20mm相当 f6.3 1/250 ISO200 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。ブログランキングに参加しています。皆さまのクリックの応援が更新の励みになっています。
夜、大阪空港に到着して、そのまま宿泊先に向かわずに直行したのは、大阪モノレール「万博記念公園駅(太陽の駅とも呼ばれるとか)」。 前記事からの流れと、このタイトルで、「そうきたか、やっぱり岡本太郎つながり」だったんだ、と気付かれた方もいらっしゃるのではないかと思います。実はそのつもりだったのですが、夜に浮かびあがる「太陽の塔」については仕上がりイメージのアイディア不足ということもあって、撮ったものの、さえなさすぎますので、お見せするのは断念しました(次回、リベンジします)。 太陽の駅 “万博記念公園駅”の夜景 (大阪府 吹田市) Photo No.0119しかし、捨てる神あれば拾う神あり。もっといいものを見つけました。日本で1番、そして世界で5番目の高さ(2016年現在)となる全高123メートルの大観覧車 「REDHORSE OSAKA WHEEL(レッドホースオオサカホイール)」 の横を、「万博記念公園」駅へ頭上を行き来する大阪モノレールを組み合わせた撮影を、どっぷりと楽しませていただきました。夜は郊外の観覧車だけが目立つという、ちょっと寂しげな空気感が感じが伝わるような1枚を選んでみました。ちなみに2016年にできたばかりという日本一のこの大観覧車ですが、床が透明ガラス張りだとか。考えただけでも怖すぎます・・・。 大阪編スタートです。 (鉄道のある風景) LUMIX G7 G X VARIO 12-35mm/F2.8 24mm相当 f2.8 1/40 ISO3200 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。ブログランキングに参加しています。皆さまのクリックの応援が更新の励みになっています。
一時期、大阪に住んでいたこともあって大阪の土地勘はあるものの、梅田界隈をぶらつくことは数えるほどしかありませんでした。最近、大阪にたびたび行くことがありまして、何度か梅田付近で宿泊する機会があり、少しずつ梅田界隈の様子がわかってきました。しかしながらまだまだ慣れません。そんなこともあって、北新地での食事の後に宿泊先の北梅田辺りをぶらつきます。明るいうちに散策したときにここの夜景を撮りたいと思った阪急高架下にやってきました。 夜の北梅田 (大阪市 北区) Photo No.012023時10分を回り、観覧車(HEP FIVE観覧車)をバックに、梅田駅を出発した神戸方面行きの阪急電車(新開地行き快速急行)が高架線をゆっくり走り出します。人気の梅田スカイビルの「空中庭園」もいいのですが、こういう風景も好きだったりします。 (鉄道のある風景) SONY α77Ⅱ Vario-Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA 75mm相当 f4.5 1/60 ISO1600 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。ブログランキングに参加しています。皆さまのクリックの応援が更新の励みになっています。
せっかく大阪に来ているので、大トモ(大阪時代の友人)と合流して、街の撮影に付き合っていただきました。夕暮れ時のサインが灯りだした通天閣を撮ろうと考え、大阪環状線に乗り、あれこれロケハンしたのですが、結局、天王寺駅前の空中歩道から、大阪環状線を入れた景色を狙うことにしました。しかしです。夕暮れ時間になって、そろそろ点灯かなと思って見ているのですが点灯しません。点灯情報を調べれば、運が悪いことにちょうどこの時期は大きく通天閣のライティングを変更するための改修中で、ネオンはお預けということが判明・・・。これって貴重な点灯ナシの夕暮れの風景ってこと?!それなりに気合のカットを撮りましたが、やっぱりネオンが欲しかった・・・。新しくなったらまた撮りにこようと思います。ネオンと夕日の通天閣を断念し、夕暮れ時を楽しめる別の場所にすぐに移動します。 通天閣の見える風景 (大阪市/天王寺駅前) Photo No.0121以下は、ネオンに関する通天閣からのお知らせです。通天閣株式会社が運営する通天閣のネオン広告は通天閣が再建された翌年の1957年7月より日立が掲出しており、約5年のサイクルでリニューアルしています。13回目のリニューアルとなる今回は従来の6色から12色でのライトアップが可能となり、1年を12色のバリエーションで表現。また大時計を従来のアナログ式からLEDビジョンにすることで、季節に応じた動画ビジョンの表示が可能となります。新広告開始は、2月10日(“ツウテン”カクの日)からだとか。 (鉄道のある風景) SONY α77Ⅱ Vario-Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA 42mm相当 f8 1/250 ISO400  通天閣の新しいライティングはこんな感じだそうです。 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。ブログランキングに参加しています。皆さまのクリックの応援が更新の励みになっています。
大阪城の写真を撮るために夕暮れ迫る大阪城公園駅にやってきました。気持ちは夕日の大阪城でしたがあいにく夕日は雲の中。しかしながら黄金色の雲となっておりますので、夕暮れシルエットの大阪城を収めさせていただきました。 夕暮れシルエットの大阪城 (大阪市 中央区) Photo No.01222016年に人気のNHK大河ドラマ「真田丸」は私も毎週のように楽しませていただきました。その真田丸でたびたび登場の大阪城(大坂城)ですが、太閤秀吉の頃の大坂城はいったいどんなお城だったのでしょうか。また、その当時も城下からはこんなふうにお城が見えたのでしょうか。こちらは通天閣とは違って、運よくライトアップ前の落ち着いた状態での撮影ができ、ラッキーでした。 SONY α77Ⅱ Vario-Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA 90mm相当 f8 1/640 ISO400 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。ブログランキングに参加しています。皆さまのクリックの応援が更新の励みになっています。
 「 絶景探しの旅」 道頓堀 水鏡の夜景 (大阪市 中央区) Photo No.0123この日の宿泊は道頓堀。予約のホテルは中華圏の旧正月の時期ということもあって混雑でした。こうなりゃ、アパにでもすればよかったと思ったくらいです。道頓堀に来ればやっぱりあの写真ですよね。22時すぎに部屋に荷物を置いて外に再び出て、やってきたのは道頓堀川。おなじみの川沿いのネオンの写真が目当てです。やって来れば、珍しくこの日は水面がとても穏やかでくっきりとネオンが鏡のように映りこんでいました。これは、ラッキーです。グリコ看板写真を狙う人々から離れて遠くの橋に移動です。何故かここで写真を撮っているのは私ひとり。何てもったいない!狙いを右のネオンの景色に集中させ会心の1枚を狙います。地上のネオンサインの色が飛びにくいように露出をアンダー気味にシャッターを押しています。定番スポットの写真ながらいい1枚が撮れました。 LUMIX G7 G X VARIO 12-35mm/F2.8 29mm相当 f3.2 1/40 (-2/3) ISO200 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。 皆さまのクリックのランキング応援がとても励みになります。 風景写真ブログランキングへ
 「 絶景探しの旅」 驚いて乱れ飛ぶ野鳥たち!突風とともに (大阪府 豊中市) Photo No.0124夕方も近づき、大トモ(大阪時代の友人)と一緒に阪急宝塚線の電車に乗りやって来たのは飛行機写真好きの聖地とも呼ばれる、大阪の人気絶景スポット「大阪国際空港(伊丹空港)の千里川土手」です。私のこの日の狙いは日没17時22分すぎからの絶景なのですが、早めに来て手前の滑走路脇のいいポジション取りをします。 伊丹空港への着陸のために次から次へと遠くの空から連なるように小さな灯りがこちらに向かってやって来ます。そんな光景を見ればワクワク度もうなぎのぼり!しばし、練習撮影などしながらその時を待ちます。川の向かい側の女の子たちもずっとここにいて前を眺めながらこの場所を楽しんでいるようです。光が航空機に変わりいよいよ離陸です。ANA機が着陸のために低空で、頭上を通り過ぎていきます。その瞬間のあまりの突風のために我々の周りも土ぼこりが舞い、野鳥たちも思わず驚いて乱れ飛びます。 (航空機のある風景) LUMIX G7 G X VARIO 12-35mm/F2.8 58mm相当 f2.8 1/1600 ISO400 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。 皆さまのクリックのランキング応援がとても励みになります。 風景写真ブログランキングへ
 「 絶景探しの旅」 大阪 伊丹空港の夜景 (大阪府 豊中市) Photo No.012517時22分の日没時間を過ぎてどんどん辺りが暗くなっていきます。今回の大阪での一番の楽しみは伊丹空港の夜景撮影ですが、この明るさだとこれからは手ブレ、カメラブレ、被写体ブレとの戦いです。到着する航空機は捨て、出発の航空機にターゲットを絞ります。こちらもおかげさまで、なんとかそれなりに収めることができました。これはその中の1枚です。ちなみにこの撮影には一脚を利用しています。三脚の人たちもいる中、手持ちのツワモノもいて、狙いは人それぞれなようです。 夕暮れ時から、あれこれいろんなカットをたくさん撮りましたが、かなり楽しめる場所でした。もっと長居したいところですが、そろそろ東京に帰る時間です。後ろ髪を引かれる思いでここから立ち去ります。今度は私の乗る飛行機が粘って残っている皆さんの被写体となって羽田空港に向かって飛び立っていったのでした・・・。定番で聖地の絶景スポットの大阪伊丹空港脇の千里川土手からの撮影はなかなか病みつきになりそうです。寒い中、同行してくれた大トモや、ご覧いただきました皆さんに感謝します。 * 絶景探しの大阪編はこちらでいったん終了です。お付き合いいただきましてありがとうございました。 (航空機のある風景) SONY α77Ⅱ 70-300mm F4.5-5.6G SSM 450mm相当 f5.6 1/4 ISO3200 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。 皆さまのクリックのランキング応援がとても励みになります。 風景写真ブログランキングへ
各地で大荒れの2月の天候が続いています。今回は冬型の気圧配置がいつもより西に下りているようでして、本来の雪国はそうでもないのが、山陰地方では大荒れとなっているようです。東京地方でもこの前の木曜日は小雪がちらつきました。その翌日の金曜日、ちょっとした用事があってAIRDO(エア・ドゥ)で、日帰りで釧路空港に向かうことになりました。私を乗せたAIRDO機はこれから離陸です。急なことゆえ、席の予約を心配したのですが、運よく窓際の席がひとつ空いていました。これが本当にラッキーなことでして、この日の窓の外の景色は小雪の舞った後ということもあってか、出発時に空から見える景色はコントラストもしっかりしていて見通しもよく離陸時は絶景な風景が続く感動のひとときでした。そんなまたとない素敵な風景を皆さんにもおすそわけしたいということで、AIRDOの白クマキャラ「ベア・ドゥ」と空の旅編をお届けします。 ベア・ドゥと空の旅 空から羽田空港第2ターミナル (東京都 大田区) Photo No.0126離陸時の上空から見た羽田空港第2ターミナルの風景です。いつもは滑走路を東京湾に向けて飛ぶことが多かったのですが、この日の朝は風の向きのためなのか、はたまた東北方面に向かうためなのか、久しぶりに内陸の方に飛び出しました。そのおかげで、最近はほとんど見ていなかった羽田空港第2ターミナル上空景色を見ることができました。管制塔や赤いブリッジ、駐機場のAIRDO機、ソラシドエア機、ANA機が見られます。これだけでも感激なのにこの先にも素晴らしい景色が待っていました。やっぱり青空っていいですね。 (航空機のある風景) (空撮写真・空からの風景) SONY α77Ⅱ Vario-Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA 24mm相当 f3.5 1/1250 ISO200 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。 皆さまのクリックのランキング応援がとても励みになります。 風景写真ブログランキングへ
白い絶景 東京大海原とスカイツリー (東京都) Photo No.0127私を乗せたAIRDO機は羽田空港を離陸後、東京上空で向きを北に切ります。すごい!思わず窓の外の景色を見て身震いします。東京の街に低い雲がかかり、東京の街がまるで、大海原のようにも見えます。そしてその雲の中から顔を出すのは東京スカイツリー。朝の東京の白い絶景を楽しみながら雲の白い大地から雪の白い大地,、北海道釧路に向かいます。 AIRDOの白クマキャラ「ベア・ドゥ」と空の旅編、続きます。 (航空機のある風景) (空撮写真・空からの風景) SONY α77Ⅱ Vario-Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA 52mm相当 f8 1/250 ISO200 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。 皆さまのクリックのランキング応援がとても励みになります。 風景写真ブログランキングへ
AIRDO機は関東から東北地方を北上。本州を過ぎ、機体は高度を下げ、いよいよ釧路空港への着陸の最終態勢。滑走路はすぐそこです。海から内陸の白糠町に入りました。眼下には北の雪の大地。朝の天気は晴れ。現地の人たちの強制労働(雪かき)もひといきついているようです。白糠を抜ければ、そこは釧路市のたんちょう釧路空港です。 海辺の北の大地 (北海道 白糠町) Photo No.0128釧路にせっかくやってきたので、せめてSLをひと目見ようと夕方の帰り際に、東釧路の北にある道路と線路が平行して走るスポットでSLが釧路駅に戻ってくる雄姿を待ち受けたのですが、定刻になってもいっこうにSLがやってきません。なんと機関車にに異常が見つかったとか・・・。よりによってこんな日に・・・。TT * AIRDOの白クマキャラ 「ベア・ドゥ」 と空の旅編はこれにて終了です。 (航空機のある風景) (空撮写真・空からの風景) SONY α77Ⅱ Vario-Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA 24mm相当 f8 1/640 ISO200 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。ブログランキングに参加しています。皆さまのクリックの応援が更新の励みになっています。
 「 絶景探しの旅」 青い朝 冬の白山連峰を望む田園風景 (石川県 白山市) Photo No.0129そろそろ春も近いというのに、雪国の2月は大雪が降ったりします。それにしても今年の山陰地方の雪は異常ですね。一方、北陸地方の豪雪地帯は、それほどでもないとも聞きます。この後はどうなるかわかりませんが、雪もほどほどにお願いしたいところです。私も先月はたくさんの雪の作品を楽しみにしていたのにがっかりでした。本来は豪雪エリアなのですが雪がわずかな雪国・石川県白山市の白山麓エリアで撮り置きしたものがありますのでそちらを数回にわたってご紹介したいと思います。 日本百名山の山々のひとつ白山(はくさん/2,702m)。夜明けにこちらにやってきたのですが、ここからは天気がいいと手前の山々の奥に白山がくっきりと顔を出しますが、この日はかすかに見えるレベルのようです。一般的には写真には邪魔と嫌われる鉄塔と送電線ですが、冬の白山連峰を望む田園風景に大胆に取り込んでみました。 LUMIX GM5 G X VARIO 12-35mm/F2.8 33mm相当 f3.5 1/200 ISO200 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。 皆さまのクリックのランキング応援がとても励みになります。 風景写真ブログランキングへ
 「 絶景探しの旅」 蒼白の御仏供杉 樹齢680年の名木百選さかさ杉 (石川県 白山市) Photo No.0130こちらは樹齢約680年とも言われる国指定天然記念物日本の名木百選に選定されている「御仏供杉」です。呼び名はおぼくすぎとも言われますが地元では「おぼけすぎ」と読んでいるようです。白山市の紹介によれば、何本もの枝を広げている姿が圧巻の大きな杉の木で、白山市吉野の山中に祇陀寺を開いた大智禅師がこの地を去る時に杉の小枝をさかさに地面に挿して植えたと言われていることから「さかさ杉」とも呼ばれ、仏飯を盛ったようなその形から御仏供杉という名がついたということです。 そんな長い時間を見守って来た銘木「御仏供杉」の歴史を語るようなモノトーン調の冬の早朝の薄暗さ。そして、足元の雪、空の雲、まだ明るさの残る半月。この一瞬の全ての風景がこの木の重みを表現するためにあるような、そんな印象の風景を切り取ることができました。 LUMIX GM5 G X VARIO 12-35mm/F2.8 24mm相当 f3.5 1/160 ISO200 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。 皆さまのクリックのランキング応援がとても励みになります。 風景写真ブログランキングへ
 「 絶景探しの旅」 夜明けの幻想 (石川県 白山市) Photo No.0131ムソルグスキーの管弦楽交響詩 「禿山の一夜」を初めて聞いたときに、こんな曲もあるのかと衝撃が走ったことを今も思い出します。夜中に魔物たちの踊りが始まり、夜明けとともにどこかに消え去っていく・・・、なんてそんなストーリーを曲にしたと聞き、そのイメージがあまりにも伝わってきて2度驚いた記憶があります。 この夜明けの幻想的な空の色を枯れた木々の枝とかぶせてみました。その様子に禿山の一夜のそんなシーンを想像しながらの撮影となりました。 *まだまだお見せしたい景色がありますが、石川県白山麓エリア編は一旦こちらまで。お付き合いありがとうございました。 LUMIX GM5 G X VARIO 12-35mm/F2.8 24mm相当 f3.5 1/160 ISO200 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。 皆さまのクリックのランキング応援がとても励みになります。 風景写真ブログランキングへ
東京都心で富士山がよく見えるスポットがいくつかありますが、羽田空港空港も富士山がよく見えるスポットのひとつです。特に冬の間はモノレールに乗って西側を見ていれば空港付近で富士山がよく見える事に気がつきます。午前中なら国際線ターミナルからもよく見えます。ただ、午後からは強い西日のためにブラインドが落ちることが多く、見ることが難しくなります。 黄金色の冬の夕暮れ (東京都 大田区) Photo No.0132羽田空港 国内線第1ターミナルでも搭乗するときにもそのチャンスがあります。この日も夕日に空が黄金色に輝き、遠方には富士山もくっきり浮き出て、とても素晴らしいひと時を楽しませてくれました。 (航空機のある風景) (富士山のある風景) LUMIX G7 G X VARIO 12-35mm/F2.8 47mm相当 f2.8 1/160 ISO200 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。 皆さまのクリックのランキング応援がとても励みになります。 風景写真ブログランキングへ
東京の各駅に貼り出された宣伝ポスターやガイドブックに美しく紹介された名所の絶景を見れば、これは行ってみたい!と思うことってよくありますよね。昨年は北海道新幹線が開通して、函館が多くピックアップされていたように思います。東京でも、あちこちのJRの駅で、桜の五稜郭のポスターが大々的に貼り出されました。その様子のあまりの素晴らしさに、それにそそられて、つい行ってしまいました(新幹線は満席でしたので飛行機)。 今までイメージしていた、北島三郎(八王子市在住)の「函館の女」から想像していた演歌の町のイメージとは違って、見どころいっぱいのとても素敵な港街だということがわかるとともに、訪れた函館エリアの先々で会う素敵な風景に魅了され、以来、函館好きになってしまいました。北海道の美瑛、道東、函館、全部が私のお気に入り。まだまだ行ったことのない北海道エリアも多くて私的には楽しみいっぱいというところです。 白い五稜郭 (北海道 函館市) Photo No.0133関東地方では春一番や春の訪れの話もあちこちで聞かれる一方で、函館の街はまだまだ冬が行ったり来たりで、この日、日没時間にやってきた五稜郭の大きな星は、まだまだ雪の女王が君臨していて、お堀もその中も全てが真っ白。そこはシンプルな色合いが素敵なモノトーン調の世界でした。 SONY α99 Vario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM 16mm 1/5 f8 (+1) ISO800 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。 皆さまのクリックのランキング応援がとても励みになります。 風景写真ブログランキングへ
「白い五稜郭」 が光り輝く?!函館の五稜郭タワーにやってきたのは、冬限定の 「五稜星の夢(ほしのゆめ)イルミネーション」を楽しむためです。展望台からのイルミネーションの眺めは、日没時間によって巨大な星が12月1日~1月上旬までは黒っぽく、1月中旬~2月28日までは青っぽく見えるとのことです。日没時間、雪の有無や積もり方、天候によっても見え方が変わるそうでして、その日その日のオリジナルな光る五稜郭が楽しめるというわけです。さて、この日は私の目の前に現れるのはどのような風景でしょうか、とても楽しみです。 夜の雪の大地に浮かび上がる巨大星 五稜郭 (北海道 函館市) Photo No.0134日没後、17時30分すぎに、皆の見守る中、いよいよ点灯開始です。真っ白な五稜郭が急に活気を得ました。暗くなっていく空の下で、イルミネーションが徐々に明るさを増していきます。夜の青い雪の大地に光る五稜郭の大きな星型が見事に函館の街に浮かびあがりました。その姿はあまりにも幻想的で感動たっぷりでした。 SONY α99 Vario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM 16mm 1/4 f8 ISO800 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。 皆さまのクリックのランキング応援がとても励みになります。 風景写真ブログランキングへ
「五稜星の夢(ほしのゆめ)イルミネーション」 の輝きは2月28日まで。次シーズンは12月1日からになると思います。皆さんも冬の函館訪問を検討なされてはいかがでしょうか。その他、市内にもきれいなウィンターイルミネーションの輝きがいっぱいです。 青白く輝く北の五芒星 五稜郭 (北海道 函館市) Photo No.0135辺りの暗さが増し、五稜郭の輪郭がくっきりしてきました。光の見え方がまた少し変わってきます。ただ、私が当初、見たい!と思った航空会社の機内誌にあった、冬の青白く輝く五稜郭とは色合いが少々違うようです。現場でいろいろ考えてみたのですが、たぶん、わずかにWBの調整をしているか、ひょっとしたら電球の上に雪が覆いかぶさって発色が変わっていた時のものを写したのかも知れません。 青く輝く(条件の)五稜郭も素敵でしたので、WB調整で北の大地の冬らしいイメージのものも抑えておきました。 SONY α99 Vario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM 16mm 0.3s f16 ISO800 (WB手動) ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。 皆さまのクリックのランキング応援がとても励みになります。 風景写真ブログランキングへ
この日は終日、吹雪の函館地方でした。前も見えないくらいの吹雪の道を恐る恐る運転しながら波止場付近にある、函館の人気スポットのひとつ、「金森赤レンガ倉庫」の辺りにやってきました。するとどうでしょう。私がここにやってきた瞬間に吹雪が一瞬ピタッと止み、お日さまが薄い雲の後ろから辺りを明るくします。さらに360度、この方向だけ、空に青空!まったく信じられません。 吹雪が一瞬止んだ雪の金森赤レンガ倉庫 (北海道 函館市) Photo No.0136太陽の光もストロボにトレーシングペーパーをかませたような光のおかげで辺りをやさしく影も出すことなく照らし出しています。青い空に、青いアクセントをまとった2人もいて、なんというシチュエーションでしょうか。そしてこの付近での数カットを収め終えた頃、また吹雪に逆戻り・・・。 一見、普通の写真に見えますが、実はそんなラッキーな状況が濃縮された作品です。 ちなみに、観察していると函館の地元の人たちは、ウワサどおり、多くの方が雪でも傘さしていませんでした。 SONY α99 Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM 24mm f16 1/40 ISO100 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。 皆さまのクリックのランキング応援がとても励みになります。 風景写真ブログランキングへ
静寂の夜明け 本栖湖と富士山 (山梨県 身延町) Photo No.0137今日、2月23日が富士山の日(山梨県/静岡県)と知りました。せっかくなので、この日に合わせて、数回に渡って富士山特集をしたいと思います。ブログ「絶景探しの旅」を始めていつも気になるのはお伺いする皆さんのブログの素晴らしい富士山の力作。あまりの素晴らしさにいつも感動いっぱいです。そんな力作に刺激され、今月は週末に何度か冬の早朝の富士山の写真を撮りに行ってきました。撮りに行くときは大体、朝3時に起き準備をして車で中央道を利用して目的地に向かいます。 この日は富士五湖のひとつ、本栖湖(もとすこ)に向かいました。氷点下-5℃前後の寒さの真っ暗闇の中の南巨摩郡身延町(みのぶちょう)の現場に到着し、朝4時台から撮影を開始です。富士山の脇に雲が流れて来たものの空にはまったく雲もなく、いいのか、悪いのかといった感じです。気がつけば東の空が明るくなって来ました。星が見えなくなり、これから夜明けを迎えようとする本栖湖と富士山の明け方の静けさの中の神秘的な風景を表現してみました。 (富士山のある風景) (世界遺産訪問) SONY α99 Vario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM 18mm 0.5s f8 ISO100 (+1) WB手動 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。 皆さまのクリックのランキング応援がとても励みになります。 風景写真ブログランキングへ
日の出輝く富士山と本栖湖 (山梨県 身延町) Photo No.0138チリも空気中になく、雲のない富士山の日の出は空も焼けずに残念なところもあります。常連さんたちは、さっさと引き上げていきます。私はというと、せっかくやってきているので、これから日の出の瞬間を撮影です。富士山の肩辺りから徐々に日が差し込み、富士山に明暗をつけていくとともに、日の光が鮮やかに本栖湖の水面を照らしていきます。いよいよ富士山と富士五湖に活気があふれ始めます。 (富士山のある風景) (世界遺産訪問) SONY α99 Vario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM 24mm 1/100 f22 ISO100 (-1) ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。 皆さまのクリックのランキング応援がとても励みになります。 風景写真ブログランキングへ
富士山の麓、富士五湖のひとつ 「本栖湖(もとすこ)」にやってきたときには真っ暗で辺りが見えません。車のドアを開けた瞬間、すごい!子どもの頃に見たような空一面の星空が目に飛び込んできました。当時は視力がとてもよかったのと、夜になれば自宅の周りもそう明るくなかったので、夜中に地面に仰向けになって星や天の川をよく眺めていました。そんなことをふと思い出してしまう瞬間でした。 満天の星輝く夜明け前の富士山と本栖湖 (山梨県 身延町) Photo No.0139何度か星空撮影を楽しんできましたが、こちらの星空撮影はバックに富士山なのでとにかく楽しめます。星空の撮影を条件をいろいろ変えて楽しむうちに、富士山の頂上辺りまで落ちた天の川の姿も薄くなってきて、だんだんと富士山の肩が明るんできました。あと1時間ちょっとで日の出の時間です。 (富士山のある風景) (星空の風景) SONY α99 Vario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM 20mm M f2.8 15s ISO3200 WB手動 ソフトF  風景写真ブログランキングへ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。皆さまのクリックのランキング応援がとても励みになります。
春の訪れ 高尾梅郷 (大下沢梅林/東京都 八王子市) Photo No.0140暖かい沿岸部と違って少々梅の遅れている東京・高尾梅郷ですが、里の方はまだまだ先かなというレベルでしたが、裏高尾に大下沢梅林という梅林が日当たりのいい場所にありますので行ってみようと思います。車でも行けますが、途中の梅林もチェックしながら行こうということで、電車に乗って高尾駅まで行って、そこから先は歩いて約1時間。やってきた大下沢梅林の梅は満開までもう少し。春の訪れを感じさせる、紅、ピンク、白の花びらをつけた梅の花が目の前に広がっていました。 LUMIX G7 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm /F4.0-6.3 207mm相当 f10 1/200 (-2/3) ISO200 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。ブログランキングに参加しています。皆さまのクリックの応援が更新の励みになっています。
 「 絶景探しの旅」 朝の光と影 高尾梅郷 (大下沢梅林/東京都 八王子市) Photo No.0141本日も高尾梅郷での1枚です。早朝の高尾梅郷 の梅林 (大下沢梅林) にやって来ました。放射冷却で朝霜の降りてはいますが、それでも真冬の頃と違って、差し込む朝日が暖かく感じてやはり春がもうすぐそこに来ていることを感じます。朝日の差し込む梅林には光と影のラインがしっかり入って、梅の花が浮き出しています。この素晴らしいひとときの目撃者は先着のカメラマンさんと私のたった二人だけ。贅沢な瞬間を楽しませていただきました。 SONY α99 70-200mm F2.8G 70mm f8 1/30 ISO100 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。ブログランキングに参加しています。皆さまのクリックの応援が更新の励みになっています。
奥高尾縦走路から富士山を臨む (東京都 八王子市) Photo No.0142奥高尾縦走路(おくたかおじゅうそうろ)は高尾山山頂より北西に連なる小さな山々を結ぶ尾根のことで、東京・八王子市、神奈川・相模原市、東京・檜原村および東京・あきる野市の境界となっています。特に高尾山から続くこの縦走路約20km弱を6時間ほどかけて歩くエリアは高低差が少ないことから縦走登山の入門コースとしても人気があるとのことです。空気が澄む冬季は高尾山や奥高尾縦走路の山々からは遠く富士山の景色なども見ることができる日が多くあります。冬から春へと移り行く、そんな縦走路に立てば、この日も運よく富士山のある風景を見ることができました。 (富士山のある風景) SONY α99 Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM 24mm f8 1/20 (-0.7) ISO100 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。ブログランキングに参加しています。皆さまのクリックの応援が更新の励みになっています。
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