フライト中にパイロットさんからトマム生活のこぼれ話を聞きます。最寄りのお店は車で30分かかるコンビニ。そして行くときはあれこれメモして気合を入れての買い出し大会になるそうです。トマムでの生活はかなり大変なようです。それはさておき、私を含む4名を載せた気球の着陸後にこの日のフライトが打ち切りとなってしまいました。この日はどうも上空の風に問題があると判断したようです。楽しみに列を作って待っていた何組かの人たちには申し訳ないと思います。雲海は残念だったもののこの熱気球体験は運がよかったようです。 トマム空中散歩 (トマムリゾート/北海道 占冠村) Photo No.1026熱気球フライトでの高さ30mからの眺めです。本来ですとこういう景色こそ魚眼の登場が期待されるのですが、LUMIXのカメラと魚眼を含むレンズを処分して、Eマウントに一本化してしまったために今は魚眼レンズ不在です。それでも超広角レンズで気球とトマムリゾートの景色を何とかひとつの画面に組み込みました。 SONY α7RⅢ FE 12-24mm F4 G 12mm f11 1/1000 ISO800 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。ブログランキングに参加しています。皆さまのクリックの応援が更新の励みになっています。
雲海が出なくて残念な雲海テラスを背に麓に戻ってきました。次のお目当ては早朝熱気球フライトです。これが私にとっては初の熱気球体験ということもあって怖さとワクワク感が入り乱れます。 空へ誘う炎の舞 (北海道 占冠村) Photo No.1025夏季シーズンは毎日5:30~7:00で先着100名での営業とのことです。この日は4組目のフライトに乗ることができました。私をはじめとする4名をカゴに乗せ、いよいよ離陸です。迫力あるバーナーからの勢いのある炎が気球内部に向かって放たれます。ふんわりと地上から空に向かって身体が浮き始めました。バーナーからの炎で気球の空気を暖めては止め、暖めては止めるを繰り返します。解説を聞きながらカゴにしがみついていれば30mの高度に達していましたが、少々風が強いと早いと判断され難しい飛行となっているようです。ちなみに気球の操縦のためには航空機同様のパイロットの免許が必要だそうです。また今回のような地上のアンカーでつなぐとともに高さ30mまでの係留の飛行には必要ありませんが、一般の飛行には飛行計画書を航空局に提出しなければならないという、思ったより本格的な乗り物のようです。 SONY α7RⅢ FE 24-70mm F2.8 GM 41mm f8 1/1000 (-2) ISO400 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。ブログランキングに参加しています。皆さまのクリックの応援が更新の励みになっています。
北海道占冠村(しむかっぷむら)のトマムリゾートの雲海テラスにやってきました。こちらはトマム山の中腹にあり、早朝に雲海が見られる確率は何と40%もあると言います。週間天気予報では晴れも続きで最高の雲海日和がやって来るはずでした。しかしながらこの日は前の夜から天候が悪化、雲海も発生することなく、ただ霧に覆わるだけの雲海テラスとなってしまいました。 霧の中のクラウドプール (北海道 占冠村) Photo No.1024トマムリゾートの雲海テラスの人気スポットのひとつクラウドプールです。40%の確率で雲海が発生し、朝のオレンジの光に染まる風景がこのネットの下に広がるところでしたが、この日は霧の中のクラウドプールとなりました。実は前の日と次の日は綺麗な雲海が発生していまして余計に残念です。お楽しみはまた今度ということになった今回の雲海テラス訪問です。 SONY α7RⅡ FE 12-24mm F4 G 12mm f4.5 1/250 ISO400 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。ブログランキングに参加しています。皆さまのクリックの応援が更新の励みになっています。
北海道 旭川・富良野エリアを南下し、占冠村(しむかっぷむら)のトマムエリアにやってきています。トマムといえば、トマムリゾートがよく知られていますが、多くの人たちのお目当ては雲海が眼前に広がる雲海テラスでしょうか。この時期は雲海を楽しむためトマム山の山頂に向けてゴンドラ運行が朝4:30から8:00まで行われます。 明け方の雲に包まれるトマム山と熱気球 (北海道 占冠村) Photo No.1023目の前にそびえるトマム山の山頂付近は雲にすっぽりと包まれていますが、肝心の雲海は悪天候型との案内となっています。これは雲海発生と言うより、単に霧の中と言うことでしょうか。それでもせっかくここまで来ていますので、この先のゴンドラ乗り場から山頂に向かおうと思います。途中、熱気球が目に飛び込んで来ます。早朝の薄暗い曇り空の下、トマム山をバックに上がる熱気球の炎が明るく輝き印象的です。 SONY α7RⅢ FE 16-35mm F2.8 GM 34mm f2.8 1/3200 (+1) ISO800 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。ブログランキングに参加しています。皆さまのクリックの応援が更新の励みになっています。
遊園地などで怖い乗り物と言えば皆さんは何を思い浮かべますか? 私の場合、絶叫ジェットコースターよりも怖いのが観覧車です。同じ空中に浮くものでもロープウェイやリフトなどはそう思わないのですが、観覧車の頂上に向かってジワジワ登って行く時は心臓がドキドキし足が震えます。上富良の深山峠に立つ高さ50mの大観覧車からのラベンダー畑の絶景を見たく、チャレンジしましたがやはり怖すぎました。さらにこちらのラベンダーはわずかに開花が始まったところで頑張った甲斐もありませんでした。 深山峠の観覧車 (北海道 上富良野町) Photo No.1011深山峠アートパークの観覧車です。観覧車を降りてホッとしたところです。今回はラベンダーの花とのコラボはあきらめて、黄色い花とのコラボの撮影を楽しむことにしました。 SONY α7RⅢ FE 24-70mm F2.8 GM 70mm f4 1/6400 (-1) ISO400 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。ブログランキングに参加しています。皆さまのクリックの応援が更新の励みになっています。
ファーム富田のラベンダー畑を楽しんだ後は、次なる目的地に向かうため富良野から北上し、美瑛方面に戻ろうと車を走らせます。上富良野町の美瑛に隣接する場所に深山峠(みやまとうげ)という観覧車がある峠がありまして、そちらでひと休みして深山峠のラベンダー畑と観覧車の写真を撮ろうと観覧車付近の大きな駐車場に車を止め、畑に向かって歩き出します。 ルピナスの峠 (深山峠/北海道 上富良野町) Photo No.1010しかしながら、こちらのラベンダーの花はまだつぼみで開花前の状態です。そんなときに目に入ったのが小道の脇に咲き乱れるルピナスの花々です。峠の名物の赤い屋根と観覧車がルピナスの背景に入るように撮った1枚です。 SONY α7RⅢ FE 24-70mm F2.8 GM 70mm f2.8 1/6400 (-1) ISO400 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。ブログランキングに参加しています。皆さまのクリックの応援が更新の励みになっています。
中富良野のファーム富田のギャラリーフルールの建物の壁にぴったりとくっついて咲くちょっと珍しい花を見つけました。ファーム富田にはラベンダー以外の花も多く植えられていますが、ちょっとした場所にもさりげなく花が植えられています。それも花の名を記したプレートまで作成してあり、植物音痴の私でもその名を知ることができます。 ハニーサックルの花 (ファーム富田/北海道 中富良野町) Photo No.1009ハニーサックルの名前を始めて聞いてからかなり時間が経ちますが、こうやってきちんと現物を見るのは初めてのような気がします。ハニーサックルはスイカズラの仲間で、和名では「匂い忍冬(にんどう)」とも呼ばれ、その名の通り香りもしっかりあったり、蜜も多かったりします。またWikipediaによれば、花はハーブティーやハーブ酒、ポプリなどにも利用されるとのことです。 SONY α7RⅢ FE 24-70mm F2.8 GM 70mm f4 1/2500 (-1) ISO400 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。ブログランキングに参加しています。皆さまのクリックの応援が更新の励みになっています。
引き続き北海道空知郡中富良野町のファーム富田からの作品です。今回は平地の早咲きのラベンダーを背景に十勝連峰の山々を背景に入れようと思い撮った1枚です。 十勝連峰の見えるラベンダー畑 (北海道 中富良野町) Photo No.1008ちょうど後ろに見える靄のかかった山はその形からすると富良野岳でしょうか。木々の横の通路から人がいなくなるのをじっと待っての撮影です。 SONY α7RⅡ FE100-400mm F4.5-5.6GM 100mm f4.5 1/1600 ISO400 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。ブログランキングに参加しています。皆さまのクリックの応援が更新の励みになっています。
美瑛の丘から南に下ります。やって来たのは中富良野のファーム富田のラベンダー畑です。時期的に少々早いかなとも思っていたのですが、タイミングよく、早咲きのラベンダーが丘の斜面いっぱいに咲き始めていて、やって来る人たちの目を楽しませてくれます。 ラベンダーの丘 (北海道 中富良野町) Photo No.1007斜面に広がるラベンダーの花の色合いがとてもやさしく感じます。そんな優しい雰囲気を引き立てようと、ラベンダー畑に女性が来ないかなと待ちました。こちらは狙った場所での一瞬の後ろ姿をお借りしています。 SONY α7RⅡ FE100-400mm F4.5-5.6GM 209mm f5.6 1/640 ISO400 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。ブログランキングに参加しています。皆さまのクリックの応援が更新の励みになっています。
私が北海道の富良野・美瑛エリアをを訪れるのは初夏から夏がほとんどなのですが、昨年は秋も始まる9月に訪問することができました。あいにくの曇り空の日々が続いていましたが、ちょっとだけお日様が顔を出してくれ、そんなときにドラマティックな風景も見ることができました。 エメラルドグリーンの池を泳ぐ (鳥沼公園/ 北海道 富良野市) Photo No.0351昨年の富良野・美瑛の話題といえば台風の影響で “青い池が青くない!”というちょっと衝撃な事態が発生していました。そんな中で注目を浴びていたのが富良野市にある鳥沼公園のエメラルドグリーンの池の色。突然、こちらの池がまるで青い池のようになったとうわさにになっていたのです。せっかくなので鳥沼公園を私も訪ねてみましたが、微妙にエメラルドグリーンが残っている状態でした。それでも水面に映るグリーンの色に感動です。撮影を始めようとすれば、ちょうどカモたちが降り立ってくれて優雅に泳ぎ始めました。 (野鳥のいる風景) SONY α99 Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM 70mm f4 1/70 ISO200 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。ブログランキングに参加しています。皆さまのクリックの応援が更新の励みになっています。
紫の大地を巡るラベンダーバス (ファーム富田イースト/北海道 上富良野町) Photo No.0306もうひとつのファーム富田のラベンダー畑、日本最大級のラベンダー畑 「ファーム富田イースト」をぐるりと回って見たいときに便利なのがこちらのラベンダーバス。有料ですが、わずかな料金を支払えば、周りの絶景とともに、1周約15分の紫の世界の旅に連れて行ってくれます。 SONY α77Ⅱ 70-200mm F2.8G 150mm相当 f18 1/60 ISO200 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。ブログランキングに参加しています。皆さまのクリックの応援が更新の励みになっています。
日本最大級のラベンダー畑 (ファーム富田イースト/北海道 上富良野町) Photo No.0305山の斜面に広がるファーム富田のラベンダー畑から東に4kmほど行った上富良野東中地区の平地部に、もうひとつのファーム富田のラベンダー畑があります。それが日本最大級のラベンダー畑という 「ファーム富田イースト」です。 水田だった土地を整備し、香料抽出の目的でラベンダーを植栽する場所で、7月のみ公開されています。富良野盆地の田園地帯に囲まれ、東側には十勝岳連峰、南側には野西岳・芦別岳と連なる夕張山地を望むことができる見晴らしが気持ちのいい場所でした。また、遠く正面の山の中腹辺りに別のラベンダー畑も見えます。 SONY α99 Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM 40mm f13 1/200 ISO200 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。ブログランキングに参加しています。皆さまのクリックの応援が更新の励みになっています。
北海道・富良野のファーム富田では7月のラベンダーの刈入れシーズンになると本格的なエッセンシャルオイルの蒸留作業を見ることができます。フランスなど欧州での産地同様の装置ですが、日本では唯一のラベンダー蒸留工場とのことです。 オイル蒸留釜とラベンダー (ファーム富田/北海道 中富良野町) Photo No.0304大きな釜の蓋を開け、出てきたオイル抽出後のラベンダーの様子です。抽出されたエッセンシャルオイルはファーム富田の売店で購入することができます。夏の日差しを浴び咲いたラベンダーオイルは気分をリラックスさせてくれ、ストレスの緩和効果、安眠作用などがあると言われています。私も時々、ラベンダーのエッセンシャルオイルを楽しんだりしてリラックスしています。 SONY α77Ⅱ 50mm F2.8 Macro 75mm相当 f2.8 1/80 ISO125 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。ブログランキングに参加しています。皆さまのクリックの応援が更新の励みになっています。
引き続き北海道・富良野のファーム富田で撮ったラベンダー畑からの1枚の紹介です。広大なラベンダー畑の丘を歩きます。こちらでは花の株がふわふわと敷き詰められて、それはまるで絨毯柄のようでした。こんなすばらしい景色を見ることができるのは、ラベンダー畑の維持のために富田さんが今もがんばってくれているおかげだと成り行きなどを知人から教えてもらいました。 ラベンダーの絨毯 (ファーム富田/北海道 中富良野町) Photo No.0303教えていただいた話をファーム富田の年表に重ねて備忘録としようと思います。1940年頃から日本で香料オイル抽出のために北海道で本格的なラベンダー栽培が始まったそうです。1958年 (昭和33年) に創業者の富田忠雄さんもこの地で夫婦でラベンダーの栽培を開始。その後、日本人の生活の中にラベンダーオイルがどんどん使われ絶頂期を迎えたラベンダー栽培でしたが、日本のラベンダーオイルが合成品や安価な輸入品に置き換えられ、採算性がどんどん悪化し続け、富良野のラベンダー農家が次から次へと廃業していく中、富田さん一家も、ラベンダーをもうやめようかと腹を決めたときに「1枚の写真」がその決意を覆すこととなったそうです。 その写真は、1976年(昭和51年) の国鉄(今のJR)のカレンダーに載ったラベンダー畑の写真。それが全国で評判となり、それからはあちこちで取り上げられるようになり、今日まで存続するきっかけとなったそうです。その後の紆余曲折を得て今日に至っているファーム富田のラベンダー畑。 おかげさまで私もその恩恵を受けさせていただいていますが、「1枚の写真」が、富良野のラベンダーの歴史をつなぎとめたというのは、まさに写真を愛する人たちの励みになるような話ですね。 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。ブログランキングに参加しています。皆さまのクリックの応援が更新の励みになっています。
再び、初夏から夏の北海道の旅に戻ります。この日は北海道ラベンダーといえばの、富良野のファーム富田さんのラベンダー畑を楽しみにやってきました。週末の日中は付近が大渋滞すると聞きましたので早い時間にやってきました。 ラベンダーの丘 (ファーム富田/北海道 中富良野町) Photo No.0302広大な富良野の土地にラベンダーをはじめ、さまざまな花が植えられていて、実にラベンダーの香りがすがすがしくて気持ちが落ち着きます。こちらでラベンダー畑を眺めながら撮影を楽しみます。ラベンダーは実は何種類もの品種があるということをこちらで知りました。 SONY α99 Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM 70mm f11 1/125 ISO100 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。ブログランキングに参加しています。皆さまのクリックの応援が更新の励みになっています。
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