先月の中旬に八ヶ岳方面に出かけてきました。その時は思ったほど紅葉していなかったので、甲斐大泉駅の観光案内所で情報収集をすれば、今年はいつもより1週間ほど遅れていて、ちょっと早いかもとのことでした。残念ですがせっかくなので、まずは甲斐大泉駅からも車ですぐ近くの天女山(てんにょさん)に向かいました。その帰りの頂上から下る途中の景色です。 天女山への山道から (山梨県 北杜市) Photo No.0027道路を取り囲む木と木の間から見える色づき始めた木々の彩りに思わず車でを止めて見入ってしまいました。八ヶ岳エリアにある天女山は、標高1,529mほどの山で、ほぼ頂上まで車で行けアクセス良好です。天女山はその昔、八百万の神々が年に一度、日本の真ん中にあたる斎の杜(いつきのもり)を盤座(ばんざ)の定め国の掟を話し合い、その後天女山に住んでいた仕女を招いて舞を奉仕させたと言い伝えられているとのことです。 SONY α99 Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM 70mm f5.6 1/160 ISO100 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。皆さまのクリックのランキング応援がとても励みになります。 風景写真ブログランキングへ
夕日に輝く (山梨県 北杜市) - Photo No.0028八ケ岳周辺エリアを移動します。平沢峠から木賊峠に移動中の農道でこんな光景に出会えました。最高潮の紅葉を期待して来たものの、空振りの中でもこんなに秋らしいススキの景色を見ることができちょっぴりラッキーでした。 SONY α99 Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM 70mm f18 1/1250 ISO400 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。皆さまのクリックのランキング応援がとても励みになります。 風景写真ブログランキングへ
今回の桜を求めての旅で訪れたもうひとつの桜は、東京から長野伊那へ向かう中央道の途中の山梨県北杜市(ほくとし)にある、日本三大桜で日本初の天然記念物指定という、エドヒガンザクラの山高神代桜(じんだいざくら)です。こちらは山梨県武川町の実相寺境内にありまして、福島県の三春滝桜、 岐阜県の淡墨桜と並んで日本三大桜といわれています。そして、その中でも神代桜は樹齢がもっとも古く約2000年といわれ、ヤマトタケルノミコトが植えたという伝説もあるようです。 満開の山高神代桜 樹齢2000年といわれる日本三大桜の銘木 (山梨県 北杜市) Photo No.0191こちらはちょうど満開ということもあって多くの人たちで賑わっていました。神代桜の下から桜の隅間から顔を出すお日さまを入れ、周りの桜とともに撮り上げてみました。太い古木から咲く桜は実に見事なものでした。 (桜の咲く風景) LUMIX G7 G VARIO 7-14mm/F4.0 14mm相当 f16 1/800 ISO800 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。 皆さまのクリックのランキング応援がとても励みになります。 風景写真ブログランキングへ
昨日は山梨県韮崎市(にらさきし)にある、「わに塚の一本桜」 を楽しんできました。こちらは日本武尊の王子の武田王が埋葬されたという「王仁塚」 と呼ばれる丘の上の一本桜なのですが、推定樹齢300年、幹周り3.6m、樹高17mのエドヒガンザクラだそうです。朝5時前に現地に着いたのですが、駐車場はなんと満車状態。無理して1台入れることができましたが、私以上に遠路からお越し方も多く、老若男女問わずとても多くの人たちがすでに桜の撮影スタンバイ状態でした。 明け方のわに塚の一本桜 (山梨県 韮崎市) Photo No.0542八ヶ岳が背景に入る位置に陣取りましたが、すでに到着の皆さんが目の前のいい位置に陣取っています。また、桜の立つ丘の真下で見上げるように写真を撮っている人もいますので、それらを外すために三脚を伸ばしカメラを私の頭より高い位置に置き、下に向けたカメラの液晶(可動式)の画面を見ながら調整&撮影です。また、信じられないほど大きな鉄柱が桜の脇にあり、送電線とともにそちらも外します。 待つことしばし。いよいよ私の斜め後ろにある山陰からお日様が顔を出しました。この日の朝は空気がややかすんでいる感じもあり、鈍い赤みのかかった光が 満開の「わに塚の桜」を照らし始めます。バックの八ヶ岳も浮き出し、朝の冷たい空気感のある写真を収めることができました。 (桜の咲く風景) SONY α99 Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM 50mm f11 1/13 (+1) ISO100 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。ブログランキングに参加しています。皆さまのクリックの応援が更新の励みになっています。
清里から近い場所にある吐竜の滝(どりゅうのたき)に来ています。吐竜の滝は八ヶ岳を源とする川俣川の渓谷にあります。この場所にはいくつもの小さな滝もありますが、案内によれば、落差10メートル、幅15メートルとありましたので、おそらくこの辺りの滝の総称ではないかと思われます。また、その名も岩間から絹糸のように流れ落ちる神秘さから「竜の吐く滝」と名づけられたようです。 吐竜の滝 (山梨県 北杜市) Photo No.1071この日は雲ひとつない快晴の空で、川に燦々と光が当たり川俣川の大きな岩が強烈な白トビ状態となっています。また、川の中に入って楽しむ何組かのファミリーもいまして、全景を撮るのは厳しい感じです。そんなこともあって、吐竜の滝のメインの滝を切り取るように撮影しています。朝一でこちらにやってくれば、そんな苦労もなかったかと思いますが、朝は朝でこの日の目的となる別の場所でしっかり楽しんできていまして、ここはやむを得ないかなとも思います。それでも渓谷の壁面から湧き出す勇壮な滝と清流を撮ることが出来、まずまずといった吐竜の滝の訪問となりました。 SONY α7RⅢ FE 24-70mm F2.8 GM 52mm f11 15s (-1) ISO100 ND+PL ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。ブログランキングに参加しています。皆さまのクリックの応援が更新の励みになっています。
深夜の1時に目を覚まし、中央道を山梨・韮崎ICで降り山道をクネクネと車を走らせやってきたのは、甘利山(あまりやま)の登山口です。甘利山は南アルプスの前衛の山で山頂付近まで道が整備されていて気軽な登山を楽しむことができます。そんな甘利山登山口駐車場からの韮崎(にらさき)の街の様子です。 夜の雲海に覆われる街 (甘利山/山梨県 韮崎市) Photo No.1081木々に囲まれる山道を登り切って駐車場にやってくれば、目の前の視界が開けた場所があります。木と木の間からは雲海に包まれる韮崎の街の明かりがとてもきれいです。時刻は朝の4時を回ったところです。こんな時間なのに街明かりが煌々としていて驚きます。この日の日の出時間は5時22分。山々の後ろには空が少しずつ明らんできています。正面には最後には富士川となって駿河湾に流れこむ釜無川とそれに架かるオレンジ色にライトアップの武田橋も観ることができます。 SONY α7RⅢ FE 24-70mm F2.8 GM 55mm f2.8 2.5s ISO1600 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。ブログランキングに参加しています。皆さまのクリックの応援が更新の励みになっています。
引き続き、山梨県韮崎市の甘利山登山口の駐車場からです。こちらは前回の写真とほぼ同じような場所です。オリオン座を始めとする星空がとてもきれいで、雲海と韮崎の街灯りをアクセントにして星空を狙おうと撮影を開始しましたが、ちょっとしたアクシデントのために、燃えるような秋の木々の1枚が描き出されました。 星空と赤く燃える木々 (甘利山/山梨県 韮崎市) Photo No.1082甘利山の駐車場からの燃えるような赤い木々と星空と街を覆う雲海の風景です。こちらの駐車場には甘利山から日の出を楽しもうという人々もすでに来ていまして車中で仮眠をしています。私の露光中に仮眠者の車のブレーキランプが何度か光ってしまって木々を赤く染めました。その時は、えっ、何で突然に、とため息をついていたのですが、こうやって写真を見れば悔しいはずの出来事が思いがけない仕上がりにつながり、アクシデントが幸運に変わりました。 SONY α7RⅢ FE 12-24mm F4 G 12mm f4 30s ISO3200 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。ブログランキングに参加しています。皆さまのクリックの応援が更新の励みになっています。
山梨県韮崎市の甘利山にやってきています。韮崎の街を覆う雲海の撮影を楽しんだ後は登山口を少し登って、富士山が見える場所に移動します。 富士山の見える夜の大パノラマ (甘利山/山梨県 韮崎市) Photo No.1083北アルプス市、笛吹市、中央市の上に薄い雲がなびき、その向こうに富士山のシルエットが見えます。何とも贅沢な瞬間を堪能します。 (富士山のある風景) SONY α7RⅢ FE 24-70mm F2.8 GM 25mm f2.8 13s ISO100 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。ブログランキングに参加しています。皆さまのクリックの応援が更新の励みになっています。
明らむ空と富士山 (甘利山/山梨県 韮崎市) Photo No.1084引き続き、山梨県韮崎市の甘利山からの富士山と街の風景です。4時40分を過ぎ、空が赤く染まり始めます。 (富士山のある風景) SONY α7RⅡ FE 70-200mm F2.8 GM 70mm f2.8 2s ISO100 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。ブログランキングに参加しています。皆さまのクリックの応援が更新の励みになっています。
夜明けの富士山の風景 (甘利山/山梨県 韮崎市) Photo No.1085甘利山からの富士山の風景です。5時を過ぎて街の灯りも消え、素晴らしい1日が始まろうとしています。 (富士山のある風景) SONY α7RⅢ FE 24-70mm F2.8 GM 54mm f8 0.8s ISO100 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。ブログランキングに参加しています。皆さまのクリックの応援が更新の励みになっています。
雲海の日の出 (甘利山/山梨県 韮崎市) Photo No.1086富士山の朝の風景を撮影した後は、次の目的地に向かって山を下り始めます。途中で雲海を見下ろすように山影から差し込む日の光を眺めます。 SONY α7RⅡ FE 70-200mm F2.8 GM 70mm f16 1/250 ISO100 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。ブログランキングに参加しています。皆さまのクリックの応援が更新の励みになっています。
蒼い朝 (さわら池/山梨県 韮崎市) Photo No.1087富士山の夜明けを楽しんだ後、急いでやって来たのは甘利山の中腹にある湿地帯にある、さわら池(椹池)です。甘利山の山頂ではお日様も高く上がっているのですが、こちらは木々や丘に囲まれているということもあり、日が当たるまではまだ少し時間がかかるようです。少し霧でも出ていればうれしかったのですが、それでも朝の静かな湿地帯に私ひとりという贅沢な雰囲気が何とも言えませんでした。 SONY α7RⅢ FE 24-70mm F2.8 GM 51mm f4 1/30 (-1) ISO100 WBマニュアル ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。ブログランキングに参加しています。皆さまのクリックの応援が更新の励みになっています。
引き続き、甘利山の中腹にある椹池(さわらいけ)からです。こちらの池にはその昔、大蛇が住んでいて、池に近づくものを呑み込んでいたという伝説があるそうです。誰もいない静まり返ったさわら池の畔に立てば、大きな蛇が水の上を滑るように泳ぐ様子も想像されます。 苔色に染まるさわら池の伝説 (山梨県 韮崎市) Photo No.1088朝の光のためか、ちょっと澱んだようにも見えるさわら池です。ふと見れば池の中に朽ちた木の株のようなものを見つけました。盆栽の世界で言われるような小さな宇宙感を感じまして、とても気に入りました。池に張り出す木の枝の映り込みや池の色も独特でしたので、この株の撮影を相当行いました。 SONY α7RⅢ FE 24-70mm F2.8 GM 57mm f4 1/3 (-1) ISO100 PL ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。ブログランキングに参加しています。皆さまのクリックの応援が更新の励みになっています。
朝日が差し込むさわら池 (山梨県 韮崎市) Photo No.1093彼岸花の写真の差し込みの後は再び山梨県韮崎市の甘利山のさわら池からの写真です。暗く幽玄な池の風景を楽しんでいるうちに辺りが徐々に明るくなってきました。お日様の光が差し込み始め、静から動の世界に風景が変わっていきます。 SONY α7RⅢ FE 16-35mm F2.8 GM 16mm f8 1/50 ISO100 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。ブログランキングに参加しています。皆さまのクリックの応援が更新の励みになっています。
緑輝くさわら池 (山梨県 韮崎市) Photo No.1094お日様が時間とともに昇って行くにつれ、木々の隙間から斜めの光がさわら池へとどんどん差し込み始めました。 SONY α7RⅡ FE 70-200mm F2.8 GM 151mm f8 1/8 (-1) ISO100 PL ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。ブログランキングに参加しています。皆さまのクリックの応援が更新の励みになっています。
光受ける水面 (さわら池/山梨県 韮崎市) Photo No.1095山梨・韮崎の甘利山からの最後の1枚となります。辺りに日の光が差し込んで周りの景色が一変しました。あの朽ちた株がどうしても気になって戻ってきました。あの深い抹茶色の澱んだような水面もこの時間になって生き生きとした明るい表情を見せてくれています。 SONY α7RⅡ FE 70-200mm F2.8 GM 70mm f2.8 1/160 ISO100 PL ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。ブログランキングに参加しています。皆さまのクリックの応援が更新の励みになっています。
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